マレーシアとの文化交流



希 望 之 光 展 2011 


2011年マレーシア書道協会の皆様と書道交流会を持つことができました。

この作品は、その席書会で書かせていただいた「満天」という作品です。

書道の師である南房先生が「希望光」、谷さんが「光輝」としたためました。

その心は、「希望の光」を「満天」に「光り輝かせましょう!」という思いから。

東アジアの漢字という共有の文化で、友情のネットワークを作っていきたい。






希 望 之 光 展 2019


2019年10月、マレーシア書芸協会の皆様と再び「希望之光展」でお会いすることができました。

この交流展開催のために、国内外の多くのご関係者の皆様に、

ご支援ご協力をいただくことができ、ほんとうにありがとうございました!

この日を迎えることを楽しみにしておられた、私達の書道の師匠はお亡くなりになっていましたが、

生前にご準備されておられた書道作品を携えて、私達は日本から参加しました。

開会式典後の交歓会で訪れたペナンの海岸から大きな夕陽が射し込み、

亡き師匠が「僕もみんなと一緒に参加しているよ」とおっしゃって、

すぐそこで微笑んでおられるような不思議な気持ちになったことが忘れられません。


マレーシアは海のシルクロードと呼ばれ、

マレー系、華人系、インド系などが入り混じる多民族国家です。

平和のための「共生」の文化を構築しているお手本の国ではないかと思います。

これからも東アジアの漢字文化の大海原で、書道という船に乗って友情を育んでいきます。


( マレーシア ペナン )