「共創共生」 「凡事徹底」 「疾風に勁草を知る」


共 創 共 生  「きょうそうきょうせい」



共に価値を創造し、共にこの社会を生きていく。

成長無きは後退を意味し、そこに発展の展望は開けない。

しかし弱肉強食の競争ではなく、賢明なる共生の道を選んで生きる。

強欲で野放図な市場競争原理に全てを委ねてしまうのではなく、

本来の意味である「経世済民」の為の経済を、人間のために使っていく必要がある。



(経世済民とは「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」の意です)



凡 事 徹 底  「ぼんじてってい」



あたりまえのことを、あたりまえに行う。

簡単なようで意外と難しい。

大きな目標を達成しようと思えば、

小さな約束を誠実にしっかりと行うことだ。

その積み重ねの向こうにこそ、

初めて大きな事業の成果が見えて来る。





疾風に勁草を知る  「しっぷうにけいそうをしる」



困難に遭ってはじめてその人間の本当の価値、

本当の強さが分かるということ。

困難がその人間の奥底に秘める意志や

信念の堅固さを見分けるということ。

疾風は激しく吹く風のことで、勁草は強い草を意味する。

激しい風が吹いて初めて強い草が見分けられることから。


出典:後漢書「王覇伝」






        (ことわざ図書館より転載しました)